ダイエットをしても、なかなか痩せてくれない下半身太りって本当に嫌なものです。
下半身太りになるメカニズムはどのようなものでしょうか?
セルフケアで解消する方法と共にお知らせします。
下半身太りとは?
上半身と下半身で下着や洋服のサイズが違って困ると言う事があります。
ダイエットして上半身は痩せていくけど下半身はびくともしない立派な体型になっていると言う場合は下半身太りになっています。
下半身太りにはいくつかの原因があります。
脚やせダイエットをしても、効果なしの下半身が何故太くなっているのか?をまず考えてみましょう。
生活習慣を見直す
上半身を比較して下半身が太くなるのには、ちゃんと理由があります。
それは普段の生活の中に、下半身が太くなる習慣があるからです。
食生活
- 塩が多いもの・脂が多いものが好きで、毎日たくさん食べている
- アルコールが好きで晩酌を欠かさない
この状態が続くとセルライトが出来やすくなり血行不良を起こしやすくなります。
- 水分が不足した生活をしている
体内の水分が少ない状態になると老廃物が上手く排出されない・リンパの流れが悪くなると言う状態になりむくみが起きて来ます。
骨と筋肉
- 骨盤が歪んでいる
骨盤が歪んでいると血行不良になり、下半身の新陳代謝を下げてしまいます。
- 足の筋肉が弱くなっている
足の筋肉が弱くなると血行が悪くなると共に新陳代謝も落ちますしポンプ機能が正常に働かなくなり重力に負けてむくみが起きて来ます。
ふくらはぎの筋肉がポンプの役割を担い、心臓へと血液を送り出していますのでこの働きが弱くなると老廃物が代謝されにくくなります。
また腿の内側にある内転筋が弱くなると股関節に影響が与え、歪みを作る原因となる場合があります。
内腿・ふくらはぎの筋肉が衰えない様にして行く事が大事です。
- 冷えをそのままにしている
下半身の血行不良や代謝の悪さをそのままにしていると冷えが起きて来ます。
この冷えは、美容と健康に悪い意味で大きな影響を与える事になります。
しかも手足の冷たさは自分で自覚出来ない場合もありますので、注意する必要があります。
下半身が太る大きな原因は?
上記にご紹介した4つです。
- セルライトを作りやすい
- むくみを生じやすい
- 筋肉が衰える
- 冷えを起こす
この日常生活を改善して行くと下半身が太りやすい状態が解消されることになります。
- 塩分・脂を控えた食生活
- 水分をしっかりと摂って老廃物を外に出す
- 足の筋肉を適度に鍛えておく
- 身体を冷やさない
この4つに注意して生活して行くのが大事です。
セルライトは脂肪に老廃物が追加されてしまうので身体に着くと落とすのに苦労してしまうやっかいな物です。
喉が渇かないから水を飲まないと言う人がいますが、水分が不足すると不健康な状態になりますので意識的に水分補給する様に心がけましょう。
ウォーキングをするなど無理なく行える範囲の運動をして筋肉の衰えを防ぐと同時に冷えも防止する事が出来ますので、少しの距離なら車を使わずに歩くなどして少しでも運動を取り入れて行くようにすると良いでしょう。
女性特有の理由がある
女性は男性と比較すると脂肪をためやすい性的特徴があります。
妊娠した時に赤ちゃんを守るなどの役割があるからです。
身体的にも男性と比較するとまろやかなラインがあります。このためセルライトも出来やすくなっています。
脂肪が多いので筋肉量が少なく冷えを起こしやすいと言う特徴もあります。
妊娠・出産の前後で骨盤の形や位置が変化する事もあります。
赤ちゃんをお腹の中で育て、出産する時に骨盤が開きます。出産後に産前の様に骨盤を戻すために体操をしたりベルトで締めたりして対応しています。
骨盤が開いたままになると、内臓が下垂したり、骨盤に歪みが生じやすくなったりしますので、きちんと締めておくのが良いでしょう。
まとめ
下半身だけが太くなるのは日常生活の中にその原因があるからです。
その原因を意識して取り除く事で上半身とバランスの取れた下半身を作ることが出来ます。
記事の中にある改善点を意識して生活して行くようにしましょう。
女性特有の脂肪を溜めやすい・筋肉量が少ないと言う事に対しても手軽に出来るウォーキングで対応する事が出来ます。
いきなり激しい運動をと言われると難しく感じますが、お散歩程度のウォーキングからなら、全く運動をしていなかった人でも出来るのではないでしょうか?
何もしないでいると健康面でのリスクも負うことになる可能性があります。
冷えを甘く見ていると後で困った事になりかねませんので気付いたら、解消するようにして行きましょう。