巻き爪になっていると少しつま先をぶつけただけで、凄い痛みを感じます。
足の見た目が悪くなるだけでなく、ひどくなると出血したり化膿したりする場合もあります。
この原因とセルフ矯正をすることが出来るグッズや方法をお知らせします。
巻き爪の原因は?
爪の左右が内側に入り込んで痛みを引き起こす巻き爪の原因は主に5つあります。
- 遺伝によるもの
- サイズの合っていない靴
- ハイヒールやつま先の細い靴
- 深爪
- スポーツなどによるつま先への衝撃
遺伝によるもの
爪の形状や固さは遺伝によるものです。
爪が薄く柔らかいと巻き爪になりやすく足だけでなく、手の爪も巻いている事があります。
サイズの合っていない靴
自分の足より小さい靴を履けば、つま先が圧迫されますし、大きい靴を履けば靴の中で足が泳ぐ状態になり、爪への負担が大きくなるので巻き爪になりやすいと言われています。
ハイヒールやつま先の細い靴
ハイヒールを履くとつま先に大きな荷重がかかります。
つま先の細い靴は圧迫されます。
このことにより足の爪が圧迫されてしまい巻き爪になってしまいます。
深爪
巻き爪が指に食い込む痛みを感じると、ついつい深く切りたくなってしまいますが、巻き爪にはNGです。切られた爪の周囲の肉が盛り上がることにより爪の成長を妨げますし伸びてくる時に皮膚に食い込んでしまうので返って悪化する事になりかねません。
スポーツなどによるつま先への衝撃
つま先をぶつけたり大きな荷重をかけたりすることで爪や周囲に炎症が起き、両側から爪に圧力が掛かることで巻き爪になる事があります。激しいスポーツやつま先への衝撃には注意が必要です。
巻き爪の症状
最近では巻き爪に悩む人が10人中1人の割合で存在しているそうです。
その症状は以下のようなものです。
- 爪が痛く靴を履くのが辛い
- つま先に向かって細くなる靴が履けない
- 歩くと痛む
- 足の親指の爪の形が気になる
また痛みはなくても足の爪を切る時に、内側に巻いていて切りにくいと感じる時は、巻き爪の初期症状が現れている可能性があります。
治療やセルフケアの方法
酷い巻き爪になると痛みが大きいのでセルフケアより専門医に相談するほうが良いと思います。
爪が食い込んで化膿している場合もありますので、皮膚科や足の専門家などに相談しましょう。
軽い痛みであればセルフケアを試してみましょう。
グッズを使う
大手ショッピングモールで低価格で販売されているグッズをご紹介します。
「巻き爪ワイヤーガード」や「巻き爪ブロック」を使って矯正する方法があります。
爪の両先端にフック部分を引っ掛けて使用することで皮膚に爪が食い込むのを防ぎます。
「巻き爪ロボ」足をお湯につけて水分を含ませた後でフック部分を爪の両端に引っ掛け真ん中にあるネジを巻くことで両端の爪を矯正します。
「巻き爪ケアテープ」食い込んでいる爪と皮膚の間にテープを挟み込む事で爪を浮かせるグッズです。
「ダイヤモンド巻き爪ヤスリ」食い込んでいる爪の部分を削ることが出来るヤスリです。
「巻き爪ルフトシール」爪の外側に貼って使います。3層構造の真ん中に金属が入っていて爪の両端をリフトしてくれます。
どの商品も爪の先端部分が、皮膚に食い込まない様に矯正するためのグッズとなっています。
歩き方を変える
- 姿勢を正して方の力を抜く
- 真っ直ぐに前を見て片足を前に出す
- かかとから着地するようにして反対の足を前に出す
- 反対の足を前に出す時先に着地した足の爪先に力が入る状態にする
正しい姿勢を取ると自然にインナーマッスルも使うことになります。
綺麗な歩き方をすることで身体が歪まないと言うメリットがあります。
身体が歪むと足に負担がかかりますので巻き爪になりやすく、身体のバランスも崩れて来ますので姿勢を正すのは大事なことです。
身体の歪みは足だけでなく他の部分にも影響を及ぼしますので、正しい姿勢で歩くのは健康維持のためにも効果的です。腰痛や肩凝りなどの軽減にもなりますし予防にもなります。歩く時にしっかりと意識して行きましょう。
まとめ
巻き爪になると靴を履いて歩くのも苦痛になってしまいます。
遺伝的なものである場合は、ある意味仕方がないことなのかもしれませんが、自分が少し注意するだけで予防が出来る靴のサイズや形はすぐに改善出来るところです。
軽い内に対処した方が早く治りますし簡単に済みますので放置せず自力矯正して治してしまいましょう。
あまりに状態が悪くなってしまった場合は医師に相談される方が良いでしょう。
特に自力で対応仕切れない巻き方になっている場合や化膿している場合などは軽く考えずに適切な処置をして貰うようにしましょう。
そこまでひどくない場合は市販のグッズで改善をして行きましょう。