最近では年齢に関係なく頬がたるんで、ほうれい線がくっきり見える若い女性が増えているそうです。
何故、頬がたるんで来るのでしょうか?
その原因とケア方法をご紹介して行きます。
若くても頬がたるむ
年齢を重ねたり下を向いての作業が多いお仕事をしたりしていると、知らない間に頬がたるんで来てしまいます。
頬がたるむと口角が下がるので暗い表情になり、実際の年齢より老けて見える事になります。
いくらメイクを施しても頬がたるんだままでは、思い通りにならないのです。
若くてもほうれい線が目立つ人が多くなっています。
そんなあなたに、頬がたるむ4つの原因とたるみを解消するために7つのケア方法をご紹介します。
頬がたるむ4つの原因
頬がたるむ主な原因は4つあります。
どれも思い当たると言う方は多いのではないでしょうか?
最近の流行りで持っているスマホ、ついつい見てしまって気付いたら目が疲れてしまうまで集中していたと言う事はないですか?
現代の便利ツールも使いすぎると美容に影響がある1例になります。
では4つを順番に見て行きましょう。
- お肌の弾力が下がっている
- 顔の筋肉が衰えている
- 姿勢が悪くなっている
- 頭皮がたるんでいる
1. お肌の弾力が下がっている
皮膚の深い場所にあるお肌のハリを保っている成分が失われることで、弾力が低下して行きます。
みずみずしいお肌と言う表現をされますが、これは真皮層にあるコラーゲンやヒアルロン酸などの成分がちゃんとした構造で十分に存在していることで成り立っています。
この成分が加齢により産まれたばかりの赤ちゃんと比較するとどんどんと減少して行きます。
40代で半分になると言われています。
また紫外線による影響も多く、お肌の表面だけではなく奥の真皮層にまで届くことにより細胞の中にあるコラーゲンなどが保てない状態になってしまいます。
お肌のダメージに加え、乾燥してしまうと更に潤いがなくなり頬がたるむことになります。
2.顔の筋肉が衰えている
私達が顔の表情を作る時に動くのが表情筋と言われる筋肉で、その下で支えているのが深層筋と言われるものです。
この2つの筋肉が動くことによって笑ったり、怒ったりと言う表情が作られています。
深層筋は骨につき、お肌に血液から栄養を送る役目も担っています。
この筋肉が衰えると表情筋を支えることが出来ず頬がたるむと言う事になります。
3. 姿勢が悪くなっている
先ほどもご紹介しましたが便利グッズが美容に影響を与える事がありますし、お仕事でパソコンを使うなど同じ姿勢が続いたり猫背になったりする事もたるみの原因になっています。
下向きの姿勢は重力に加え、首の後ろの筋肉がたるむことによりその前側に当たる顔の筋肉が下に引っ張られてしまい頬が下がると言う事になります。
4. 頭皮がたるんでいる
私達の皮膚は1枚の皮とも言えます。
頭皮が重力に負けて下がったり、固くなって弾力がなくなって下に下がったりと言う事があります。
お肌のお手入れだけしていて頭皮のケアをしないと頬がたるむと言う事になります。
以上の様に生活習慣や環境・加齢による変化などが頬のたるみの原因になっています。
頬のたるみを解消する7つのケア法
- 紫外線対策
- 保湿
- 栄養
- 姿勢
- マッサージ
- 筋肉強化
- 習慣の見直し
まずは紫外線対策を行いましょう。
紫外線は年がら年中降り注いでいますので、冬であっても外出する際にはしっかりとUVカットの出来るクリームやファンデーションを使って防御して行くようにします。
またお肌の乾燥は、ハリやツヤがなくなるだけでなくシミやシワにつながりますので、しっかりと保湿が出来る化粧品を使って行きます。
外部対策だけでなく身体の中からもケアするために、甘いもののとり過ぎに気を付けつつ良質なタンパク質やビタミン類をしっかりと毎日摂る食生活を心がけて行きます。
また乾燥には内部の水分不足も影響しますので、しっかりと水を飲むことも忘れないようにしましょう。
お仕事で同じ姿勢が続く場合は、時々背筋を伸ばしたり首の後ろをマッサージしたりと長時間同じ体勢にならない工夫をして行きましょう。身体の新陳代謝が衰える事でむくみが起きそれがたるみに変化する事もありますので、適度な運動を行うのもオススメです。
重力に負けない筋肉を保つには顔の筋肉を鍛える事も大事です。
筋肉を緊張させたり緩めたりと言う運動をすることが大事です。
ここでは1つ運動をご紹介します。
割り箸を用意し歯ではさみ、口角を引き上げる表情を作り10秒キープ、その後少し休んで同じ事を合計5回になるように繰り返します。
普段使わない筋肉も動きますので表情筋や深層筋を鍛えることになります。
最後に普段頬杖をつく習慣がある人はこれをやめるようにしましょう。
頬杖をつくことで頬のたるみが起きています。
片方の頬を押さえるので反対側とのバランスが崩れて来ます。
これにより歪みが生じてたるみにつながります。
まとめ
頬のたるみは生活習慣や加齢・紫外線の影響が原因であることがわかりました。
外出するときは忘れずにUVにカットをして出かけるようにしましょう。
乾燥する時期には、しっかりと保湿成分が配合された化粧品を使い潤いが失われないように心がけて行きましょう。
また長時間に渡って同じ姿勢が続くお仕事をされている方は、時々首筋のマッサージなどを行い首の後ろの緊張を和らげてあげると良いです。7つのセルフケアを参考にたるまない頬を作って10歳若くなってください。