若い頃はボリュームが多すぎて嫌だなと思っていたはずなのに、いつの間にか髪のボリュームが少なくなっていませんか?
この薄毛に効果的なセルフケアの仕方をご紹介します。
目次
50代女性に増えている脱毛症状
女性はハゲないと言われていますが、50代になって薄毛に悩む人が増えています。
テレビを見ていると7割くらいが薄毛に悩んでいると言う情報もありました。
50代の女性の多くは閉経を迎えホルモンのバランスが変わって来ます。
そのため急激に髪のボリュームが減ったり、抜け毛が増えたりします。
頭頂部・側頭部・髪の分け目の髪が薄くなる「びまん性脱毛症」を発症する人もいます。
これは女性特有の症状で閉経に伴い女性ホルモンが減少する事で起こります。
びまん性脱毛症とは?
閉経で女性ホルモンの分泌が急激に少なくなる事で発症すると言われています。
症状としては徐々に髪が細くなる・抜け毛が増えると言ったもので本人が気付くまでに時間がかかり、
- 何だか髪のボリュームが少なくなった
- 地肌が透けて見える
などふとした瞬間に気付いたり指摘されて気付いたりします。
前頭葉から側頭葉・頭頂の髪は女性ホルモンの影響を受けやすい部位であると言われていますので、閉経によるホルモン減少と共に髪が薄くなって来ます。
対象的なのが後頭葉でこちらはそれほど薄毛になる人は見かけません。
脱毛症状が起きる女性ホルモン以外の原因
ダイエットよる頭皮の栄養不足
ダイエットをする事で身体に必要な栄養素まで足りなくなります。
経口摂取した栄養は生命維持に必要な器官に優先的に送られ、頭皮などの皮膚は後になってしまいます。
そのため、必要な栄養まで減らすようなダイエットを行うと頭皮の毛母細胞がきちんと働けず薄毛の原因を作る事になります。
基礎代謝低下によるメタボリックシンドローム
若い世代と違って熟女世代は筋肉量が減ったり基礎代謝が低くなったりします。
食事の量と使われるエネルギーのバランスが崩れ、肥満になりやすく血液もドロドロになってしまいます。
そのため、頭皮に栄養が行き渡らなくなり薄毛の原因になります。
食事と運動量のコントロールをして行かないと太ってしまいます。
自分で出来る3つの薄毛対策
まずは日常生活の中でストレスを溜め込まない事です。
ストレスを感じ過ぎると薄毛になるだけでなく病気のリスクも背負うことになります。
上手に発散出来る自分に合った方法を持っていることが大事です。
趣味を持つ・リラックス出来る場所を確保するなど、何か自分を癒やす事が出来る手段を探して行うようにしましょう。
規則正しい生活を心がけ、無理や無茶をしないようにします。
睡眠不足や乱れた食生活は健康を害する原因になりますので、リズムのある生活をおくるようにしましょう。
また、喫煙や香辛料などの刺激物の摂取も控えるようにして行きます。
バランスの良い食生活を心がけ、食事を減らしすぎるダイエットは行わないようにしましょう
。スタイルが気になるようであれば、1日に20分を目安にウォーキングを行うようにすると良いでしょう。
有酸素運動で脂肪燃焼を期待出来ますし、筋肉もついて来ます。
諦めないで地道な努力で改善出来る
50代だからもう薄毛は治らないと諦めないで地道な努力を積み重ねる事が大事です。
テレビを見ながら頭皮をマッサージしたり、食生活を変えて野菜や豆類を多くするなどして頭皮の血行を良くしたり新陳代謝を活発にしたりする事で髪が生えやすい環境を整える様にしましょう。
また、育毛のサプリメントを飲む事やトニックを使って頭皮マッサージをするのも有効です。何もしなければ、自分の髪が減る一方で改善されることはありませんので、諦めないで継続して行くことが重要です。
まとめ
自分だけが薄毛で悩んでいると思われるかもしれませんが、45~55歳の女性で薄毛に悩んでいる人は多くいます。
なってしまってからよりも、なる前に予防する方が簡単です。
40代前半から薄毛にならないように、ヘアケアと共に対策を行っておければ尚良いでしょう。
薄毛になってしまっても、まだ出来ることはありますしウィッグよりは自分の髪の方が扱い慣れていると思いますので毎日少しづつ努力をして自分の髪を取り戻していきましょう。