ある程度の年齢になった時、鏡を見てほうれい線が目立つようになったと感じます。
このほうれい線が出来る原因と簡単に出来るケア方法を3つご紹介します。
目次
ほうれい線が出来る原因
ある程度の年齢なると鏡を見た時に目立ってしまうほうれい線、口の両サイドにくっきりと現れると老けて見えてしまいます。
顔は嫌でも目につく部位ですし、女性としてはいつも綺麗にしておきたいと思うものです。
30代以降になると目立っていたほうれい線ですが最近では若い世代の女性も目立つ人が増えているようです。
ほうれい線が出来る原因はお肌がたるむからです。加齢や紫外線のダメージで真皮層が変性してハリや弾力が失われるためにほうれい線が見えてきます。
たるみが出来る3つの原因
コラーゲンなどの繊維が網目状に張り巡らされ、お肌のハリと潤いがキープされているのですが、土台となる真皮が衰えてしまいお肌がたるんでしまいます。
潤いがなくなる事で弾力がなくなりハリが失われます。
核家族化により家での会話が乏しくなり表情が変わらず、表情筋が衰えることでたるみが出来ます。
表情が変化しないと形状記憶されたようになってしまいますし、最近では固いものを食べなくなり、噛む回数が少なくなり筋肉が衰えています。
現代は飽食の時代で食べるものが多くあります。そのため日常生活での食事やおやつが増え運動不足も加わることで太る人が増えています。
太ると顔の皮下脂肪も増えたるみの原因になります。
またダイエットを行ってもリバウンドし更にダイエットと繰り返し行う事で頬の皮下脂肪が増減増となり頬が下がって来ます。
真皮の劣化・表情筋の衰え・皮下脂肪の増加の3つがたるみの原因となりほうれい線が目立つようになります。
また、真皮が衰えると水分も失われシワの原因になります。保湿力が下がることでほうれい線が出来やすくなります。
作らないために日常生活で気を付けること
出来てしまったものを消すよりも作らない様にする方が簡単です。
ここではほうれい線を作らないために普段の生活の中で出来る事をご紹介します。
表情筋を動かすために食事を変える
左右の頬を同じ様に動かすために、噛む時には両方の奥歯を使うようにしましょう。
鏡を見て左右の頬の状態が違うなど差があるときは噛み癖で片方の奥歯しか使っていない可能性があります。
しっかりと噛める根菜や海藻などを使った料理を食べて頬の筋肉をまんべんなく動かす様にします。
生活習慣を見直す
仕事の姿勢・ストレス・喫煙習慣もほうれい線が出来やすい原因となります。
下を向いた姿勢が続く仕事をしていると頬が下がるとともに口角も下がって来ます。
リフトアップが出来るマッサージを行って頬が下がらない様にして行きましょう。
またストレスを上手く発散して行く、喫煙は本数を減らす・禁煙するなどしてたるみの原因になる物を改善して行きましょう。
保湿をしっかり目に行う
乾燥はシワが出来る大きな原因になります。
最近の若い世代も目尻の小じわが目立っていますが、目元のメイクが強すぎるのが原因の1つになっています。
加齢によるお肌の水分不足でシワが濃くなりますので、保湿をしっかりと行ってお肌に水分を保たせるようにして行きましょう。
簡単に出来る3つのケア
比較的簡単に出来るエクササイズをご紹介します。
舌を回す
ほうれい線が出来る場所は口の左右ですので舌を回すことによってシワが解消されます。
口を閉じた状態で歯の外側を舌先でなぞるように上の前歯から奥歯、下の奥歯から反対の奥歯、上の奥歯から前歯と言う順番でゆっくりぐるりと舌を回します。
左右20回ずつ行うのが理想ですが始めは結構キツイので、5回ずつからスタートして少しずつ回数を増やす方が続けられます。朝昼晩と1日3回行うようにしましょう。
割り箸を咥える
割り箸を割らない状態で上下の前歯ではさむように咥え、左右の口角が割り箸より上に来るようにしてイ~と言う口の形にしたまま30秒~1分キープします。口角を引き上げることでリフトアップされ表情筋が鍛えられます。
まとめ
頬がたるんで目立ってしまうほうれい線、出来ることなら消してしまいたいと思います。
一旦出来てしまうと消すのが困難になるのは、シミやシワと同じですので、出来ないようにして行く方が楽です。
日常生活の中でほうれい線を作らない様に気を付ける事が大事です。
出来てしまったほうれい線は深くなるとやっかいなので浅い内に簡単に出来るエクササイズを行って、目立たないようにして行きましょう。
また外からのケアをしつつお肌に良い栄養素を多く摂る事も忘れずに、食事で摂るのが難しい場合はサプリメントを使うのも良いと思います。
内外の両方からケアすると、片方だけで行うより結果が出るのが早くなりますので、ウチとソトの両面からお肌にアプローチして綺麗な状態をなるべく長くキープして行きましょう。