10代・20代の頃には感じなかった冷え、40代になってから感じるようになった理由は?
どうすれば冷え性を改善することが出来るのでしょうか?自分で出来る3つの方法をお知らせします。
10代の時は冷え知らずでいたはずなのに、40を過ぎてからすぐに冷えを感じるようになってしまった。
なぜ冷えやすくなったのでしょう。
目次
冷え性の主な原因
冷えの主な原因に次のものがあります。
■運動不足によるもの
運動量が減ると身体の循環が悪くなりやすく、また筋肉の衰えが身体が冷えやすくします。
■更年期のホルモンバランス
更年期はホルモンバランスが乱れやすいため、女性ホルモンの減少や体温調整などを司る自律神経のバランスが乱れやすいことが影響していると考えられています。
■服装
身体を締め付ける下着や洋服は血流を悪くしやすいので身体を冷やしやすくします。
体型に合わない下着を使用し続けると、冷えだけなく体のラインも悪くなるため、凝りやすくなります。
■食事の栄養バランス
日々の食事が偏ったものとなると身体中に栄養素が届かないため、巡りが悪くなります。
巡りが悪くなると冷えや身体の凝りだけでなく、太りやすくもなります。
■睡眠不足
睡眠不足になると身体が冷えやすくなります。
夜は眠りを誘うメラトニンというホルモンの分泌もあります。
メラトニンは眠りだけでなく、細胞の新陳代謝を促したり、疲れをとる働きがありますが、光によって調整されているため、夜中に強い光を浴びるとメラトニンの分泌が抑えられ、多音調整を司る自律神経自体のリズムが崩れやすくなります。
■体内酵素のオーバーワーク
自分としては過食した自覚がなくても体内の消化酵素のキャパを超える程食べてしまうと(=身体としては過食)と未消化のもので腸内環境が不浄になります。
その結果、不浄のものを腸内で吸収してしまい、血流の流れが悪くなって、冷えやむくみにつながります。
冷え性は身体や生活にどんな影響がある?
- 身体が凝る
- 便秘になる
- 血流が悪いため、肌の質が落ちる
- むくむ
自分でできる3つのケア
身体の外と内から出来る簡単な3つのケアを紹介します。
1.お風呂にゆっくりと入る
熱すぎない40度前後のお風呂にゆったりと入るとリラックス効果もあって、身体の巡りが良くなります。
また、適度な湯冷めが深い眠りを誘う効果もあります。
2.ストレッチをする
年齢問わず冷えの原因に運動不足が上位に挙がっています。
そのため、どこでもできるストレッチをお薦めします。
身体のコリと冷え性はセットのようになっています。ストレッチをすることで筋肉もほぐれ、血流が良くなるため冷えが軽減します。
3.食事を見直す
冷えの改善には外からケアだけでなく、内からのケアも必要です。冷えに効く食材に次のものがあります。
<冷えに効く食材>
- しょうが
- ね ぎ
- にんにく
- 梅干黒焼き
また、熟女世代の冷えがなかなか改善しないものに更年期が大きく影響します。
そのためにも、ホルモンバランスのよくなる栄養素を食材から取ります。
<ホルモンバランスの良い食材>
- 大豆食品全般(大豆イソフラボン)
- マグロ、カツオ(ビタミンB6)
- アーモンドなどのナッツ類(ビタミンE)
- アボカド(マグネシウム、ビタミンE、ビタミンB、葉酸、食物繊維、カリウム)
- ココナッツオイル(ラウリン酸)
その他に体内酵素が多い食材をとることで腸内環境を良くします。
腸内環境が良くなると、未消化のもので不浄のものが減るため、便秘やむくみの防止にもなります。
また、血流が良くなることで冷えが軽減するだけでなく、ダイエットや肌や髪質の若返り効果もあります。
生のサラダにも消化酵素が含まれていますが、果物はそのまま生で食べられるのでお薦めです。
最近はサプリメントでも酵素が多く含まれているもがあるので、上手にサプリメントをとると良いですね。
<体内酵素が多い食材>
- バナナ
- パパイヤ
- キウイ
- パイナップル
- りんご
まとめ
冷え性は男性と比べると女性の方が多く感じると言われています。それは身体の構造上、女性の方が筋肉量の少ないためです。
今回紹介したケアはどれも日常で出来る簡単なものですので、日々の習慣にして少しでも冷えを軽減してくださいね。