年齢を重ねて来ると少し本を読んだりスマホを見たりしているだけで目のかすみが気になる時があります。
そんな目のかすみの原因と効果的なセルフケアのやり方をご紹介します。
目次
目がかすむ原因は?
50代になるとスマホでニュースを読んだり、レシピを見たりしていると目がかすんで見えにくくなって来ます。
紙媒体の本や新聞も以前ほど長く見ていられなくなって、目の疲れを感じる事があります。
一体何が原因なのでしょうか?
眼精疲労
パソコンやスマホなどの画面に使われているLEDライトに含まれているブルーライトが目を疲れさせる原因となっていますので、改善するにはブルーライトカットメガネを使用すると言う方法があります。
また、画面をあまり長時間見ないようにするか、一定時間見たら休憩を入れるようすると良いでしょう。
紙媒体の方は特殊なライトと言うことはないので、同じ姿勢で長時間集中して読むのをやめて適度に身体を動かす時間を入れると良いでしょう。
本を読む時に首の後ろ側が凝るので血行が悪くなっています。
ゆっくりと首を回したり、肩を回したりして少し運動すると眼精疲労がマシになります。
老眼
急に目がかすむと言う状態になるようであれば、老眼と言う可能性もあります。
誰でも年齢とともに老眼になって来ますので、加齢による現象だとも言えるでしょう。
年を重ねると共にレンズの役割を担っている水晶体やピント調整機能を担っている毛様体筋が硬くなることが原因です。
加齢によるものですので治ることはありませんが遅らせることは可能です。
遠くを見つめたり近くを見たりする目のトレーニングをやって行きましょう。
目のかすみから考えられるリスク
目がかすむのは病気によってと言う事も考えられます。
絶対にそうだと言う事は出来ませんがこの症状がある場合は眼科の医師に相談される事をお勧めします。
白内障
レンズの役割をしている水晶体が白く濁り、フィルターを通して見ているような感じになります。
視界全体が白いと感じたら白内障が原因と考えられます。
80歳で多くの人がこれになると言われていますが、若いからならないとは言えませんので、変だと思われたら眼科を受診して医師の診断を受けましょう。
ドライアイ
目の表面は常に涙によって覆われています。
この涙の膜が何らかの原因で機能せず目が乾いた状態になることをドライアイと言います。
原因ははっきりしませんが目が乾くことによって、表面に傷がついてしまうリスクがあり目のかすみ・異物感などを感じる事もあります。
こちらも眼科で診断を受けることが出来ます。
自宅で手軽に出来る3つのセルフケア
目がかすむのは年齢のせいなのは間違いないのですが、自宅でケアする事で楽になったり、症状の進行を遅く出来る可能性がありますので、簡単に出来るものをご紹介します。
目のストレッチ
目の周りの筋肉が固くなると目が疲れると言う事があります。
これを改善するには目の周りの筋肉のストレッチが良いのです。
目をギュッとつむってからパッと開く体操をすると良いでしょう。
これを数回行ってからゆっくり目を上下左右に動かします。
その後右回りと左回りに目をぐるっと回して終わりです。
目を温める
血行不良になると目の周りの筋肉も硬くなる傾向がありますので、温めると言うのも疲れや凝りを取るのに有効な手段です。
熱くない程度に温めた蒸しタオルを目に当てて数分おきます。
あまり温度が高いとやけどのリスクが有りますのでほどほどの温度で行いましょう。
また目に炎症がある・充血している場合は行わない様にしましょう。
目に良い食品を普段から多く摂る
- 人参・・・ビタミンA
- キウイ・・・ビタミンC
- アボガド・・・ビタミンE
- ほうれん草・・・ルテイン
- ブロッコリー・・・ルテイン
- ビルベリー・・・アントシアニン
- 牡蠣・・・ミネラル
- 青魚・・・DHAとEPA
老化の原因は活性酸素と言われています。
この食品群は抗酸化作用のあるものが多く含まれています。
粘膜強化・抗酸化作用・視力回復に効果があるとされています。
目に効く栄養素を効率的に摂れる食品は?
先程の抗酸化作用がある食品に含まれているものが、目の老化を防いでくれますし視力回復を助けてくれます。
しかし、もっと効率的にビタミンや抗酸化作用のある栄養素が摂れるものがあります。
それはベトナム原産のスーパーフルーツと言われている「ガック」と言う食品です。
ガックには
- βカロテンやリコピン
- ビタミンA・C・E
が豊富に含まれています。
また青パパイヤもβカロテン・ビタミンCを含んでいます。
まとめ
目のかすみは、年を重ねれば誰にでも起こり得る症状です。
今は普段の食事では不足しがちな栄養素をサプリメントで補って加齢による不都合を改善もしくは遅らせる事が出来る時代になっています。
有り難いことに現地に行かなくても難しい手続きをして輸入しなくてもサプリメントと言う手軽に摂れる食品で補うことが出来ます。
集中したいのに目がかすんで見えにくいのは本当に不便です。
目に良い栄養素をしっかりと摂って、目の疲れを癒やすストレッチを行えば、見えにくさが改善される可能性がありますので、チャレンジしてみては如何でしょうか。